生存ログ

DYSTOPIA JAPAN

2021/04/16

 

起きた。明け方、まだ暗い。昨夜ぼーっと横になり、そのまま眠ってしまったようだ。脳は眠ったまま、身体を起こして洗面台へ向かう。

道中、玄関に貼ってあるカレンダーを確認する。2週間用のコンタクトレンズを開けてからまだ10日程しか経っていなかった。今すぐにでもかなぐり捨てたいが、それは叶わないようだ。パリパリになった目に指を突っ込んだ。

洗浄も程々に、ベッドへ戻る。時間を確認すると、4時44分だった。大森靖子を一瞬思い出し、再び眠りについた。

 

起きた。寝ぼけまなこでNetflixを漁っていたら、私の最上ラブ映画こと『ホットファズ』の配信が再開されていた。見つけ、歓喜し、息を呑んで、即再生した。

展開も台詞も分かりきっているのに、なぜこうも面白いのか。去年の夏にこの映画を見つけてから、何だかんだで鑑賞するのはまだ4回目だ。

好きな映画は何度観ても本当に面白い。観すぎると飽きるので配分には気をつけなければならないが。

(まだ昼だけど)今宵のニコラス・エンジェルも最高だった。

 

続けて『変態小説家』を観た。『ホットファズ』と同じく、サイモン・ペッグが主演だ。ノリノリの音楽や痛快なストーリーがない為、やや物足りなかった。ただ彼の低い声での語りは、息遣いや単語ののばし方が絶妙でずっと聞いていたくなった。

 

パスタを作って食べようかと思ったが、空腹でなかったのでやめた。普段から「空腹でないなら食べない」という選択ができるようになりたいものだ。

 

米が半合しかなかったので、スーパーマーケットへ買い出しへ行く。牛乳もない。あと練乳も。昨夜、いちごとバナナを一口大に切ったものに、気が狂った量の練乳をかけて食べた。とてもおいしかった。いちごは然ることながら、バナナにまで合うとは、練乳恐るべし。

 

スーパーマーケットが好きだ。必要なものをカゴに放り込んでいくのが気持ち良い。必要なものだからお金を使ってもあまり罪悪感がない、気がする。

ひさしぶりに来店するとセルフレジになっていた。いいぜ、社会の波に乗ってやろうじゃない、とセルフレジへ直行する。ピッピッ、と自分でバーコードを読み取らせるのが怠い。そう思ってズッキーニを投げ入れた途端、機械が止まり「店員が来ます。そのままお待ち下さい」の文言。仰せのままに、店員が来るまでぼーっと立ち尽くした。怠い。

やはり機械は嫌いだ。

 

ルフレジ戦争にて調達した唐揚げと白米を食べた。白米には食べるラー油をかけた。数年前に流行った食べるラー油のおいしさに、今年になって気がついた。流行りものに疎いどころの話ではない。

Netflixでの配信が今月の22日までの作品の冒頭をいくつか観たが、馬鹿みたいに騒ぐ男女が脳に入ってこなかったのでやめた。

食後に、昨夜食べたいちごバナナ練乳まみれ丼(大盛)を食べた。牛乳も少し入れて、最後に飲み干した。これが私の血となる。

 

 

人に会わない休日がひさしぶりだ。本当はZARAジーンズを返品しに行こうかと思っていたが、身体が動かずやめた。今日はやめてばっかりだ。

誰かと会って、リフレッシュされることも大事だが、私は、誰にも会わない日がないと生きていけないと思う。

 

気づけば日が沈んでいた。誰にも会わない、何もしない休日は最高だ。夕食はカレーライスにしようかと思っていたが、いちごバナナ練乳まみれ丼(大盛)がまだ胃にいたので、先に入浴することにした。

 

頂いたLUSHの入浴剤を入れた。バターボールというもので、入れてみると無色透明で、スイーツみたいな匂いがした。油分が多く、保湿を謳ってそうだと思った。

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鼻横の部分がバスボムになっている。写真が怖すぎる。

 

そんな贅沢湯に浸かりながら、映画『彼女』を観た。水原希子さとうほなみが楽しそうにしているのがとても良くて、YUIのCHE.R.RYは私も一緒に歌った。

髪色が綺麗な映画を観ると染めたくなる。今年の夏は永澤レイ色にしよう。

 

 

あまり空腹ではなかったが、カレーを作った。豚バラとズッキーニとトマトの夏カレーだ。「カレーは2日目がおいしい」などと言われているが、私のカレーは天才なので1日目からフルスロットルでおいしい。クミンパウダーも追加した。

そして、あまり空腹ではないのにも関わらず、3杯食べた。馬鹿かと思う。

 

食べながら、本日4本目の映画『ナッティ・プロフェッサー』を観た。のっけからヴィレッジ・ピープルの「マッチョ・マン」が延々と使われていた。そういえば、半月前に観た『アダムス・ファミリー2』でも使われていた。

 

 

特に何もしていない日について、2,000字近く書けてしまうの、天才かと思う。いつだって自己評価ぶっ飛び気味が通常運転だ。

 

おやすみ。